医療法人 敬愛会 リハビリテーション天草病院

病院のご案内

理事長/院長の挨拶

理事長/院長 天草弥生

当院は、埼玉県東部地区のリハビリテーション専門病院として最も長い歴史と実績を持つことを誇りにしております。
全ベッド(175床)が回復期リハビリテーションに対応しており、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、頭部外傷、大腿骨頚部骨折などによる片麻痺、歩行障害、言語障害、摂食障害などのリハビリテーションを実施しています。
当院では「リハビリの4本柱」を中心に日々、職員一同、研鑚を積んでおります。
1.ボバース概念を中心としたリハビリテーション
2.高次脳機能障害に対するリハビリテーション
3.摂食嚥下障害に対するリハビリテーション
4.医科・歯科連携によるリハビリテーション
患者さん個々の能力や社会的背景なども包括的に検討した上で最適と考えられるリハビリテーション医療を提供致します。
患者さんにも職員にも選ばれる病院づくりを目標に掲げ、職員一同一丸となり質の高いリハビリテーション医療を追及してまいります。今後とも、どうぞ変わらぬご支援のほど、宜しくお願い致します。

病院の概要・沿革・病床の種類

病院概要

運営法人
医療法人 敬愛会
理事長/院長
天草弥生
所在地
埼玉県越谷市平方343-1
TEL
048-974-1171(代表)
診療科目
リハビリテーション科、内科、整形外科、神経内科、歯科、小児歯科

施設基準

  • 回復期リハビリテーション病棟入院料1
  • 体制強化加算(I
  • 摂食嚥下支援加算
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(I
  • 運動器リハビリテーション料(I
  • 入退院支援加算(I
  • データ提出加算(I

沿革

昭和51年 4月 天草病院開設 62床
昭和55年11月 医療法人敬愛会設立
昭和62年 2月 病床数 150床
昭和63年 8月 『リハビリテーション天草病院』に名称変更
平成12年 7月 病床数 154床
平成14年 8月 全病床回復期リハビリテーション病棟となる
平成16年 6月 ISO9001:2000認証
平成19年 7月 日本医療機能評価機構(ver.5.0)認定
平成22年 6月 ISO9001:2008認証
平成23年 3月 特定医療法人認定
平成24年 7月 日本医療機能評価機構(ver.6.0)認定
平成25年 3月 研究棟完成
平成28年 5月 病床数 159床
平成29年 4月 日本医療機能評価機構 リハビリテーション病院(3rdG:Ver.1.1)認定
付加機能評価リハビリテーション機能(回復期)Ver.3.0認定
平成29年 7月 第1期増改築工事完成
平成29年 7月 病床数 169床
平成30年 12月 第2期増改築工事完成
平成30年 12月 病床数 171床
平成31年 3月 病床数 175床

理念・方針

理念

リハビリテーション天草病院は『敬愛』の精神に基づき、患者さんの権利を尊重し相互の信頼関係を築き、「安心」「安全」「満足」を提供するリハビリテーション専門病院として地域社会に貢献致します。

方針

  • 患者さんの人権を尊重し、患者さんにとって満足のできる医療サービスを提供します。
  • 研究活動を積極的に行い医療水準の向上を図るとともに、学問的根拠に基づくリハビリテーション医療を提供します。
  • 職員の教育・研修に努め、人材育成・医療技術の向上を図ります。
  • 明るい快適で安全な療養・職場環境を提供します。
  • 医療・福祉の連携を推進し、地域社会へ貢献します。
患者さんの権利
  • 患者さんは、最善で安全な医療を平等に受ける権利があります。
  • 患者さんは、自分の病気・検査・評価と治療・訓練の内容、今後の見通しなどについて知る権利があります。
  • 患者さんは治療計画に対する意見表明や治療・訓練方法などについて説明を受け選択する権利があります。
  • 患者さんは、治療について自己決定するために、他の医師の意見を求める権利があります。
  • 患者さんは、診療に関する個人情報やプライバシーが保護される権利があります。
患者さんの義務
  • 医療従事者が最善かつ適切な診療を行うために、患者さんは自身の健康状態に関する情報を可能な限り正確に提供してください。
  • 診療を円滑に行うために、患者さんは院内の医療行為の妨げとならないよう協力してください。
職業倫理綱領

当院職員は、良質で安全な医療を提供するために、医療人としての職責の重大性を認識し、以下の通り職業倫理綱領を定めます。

  • 医療を受ける患者さんの人格を尊重し、患者さんの立場に立って接するとともに、医療内容やその他必要な事項について十分説明し、信頼を得るよう努めます。
  • 医療を受ける患者さんのプライバシーを尊重し、職務上の守秘義務を遵守します。
  • 医療サービスの質の向上を図るため、知識と技術の研鑽に努めるとともに、その進歩・発展に尽くします。
  • 職業の尊厳と責任を自覚し、教養を深め、人格を高めるように心掛けます。
  • 医療従事者としての相互の立場を尊重し、良好な協力関係のもと、医療に尽くします。
  • 医療の公共性を重んじ、医療を通じて社会の発展に尽くすとともに、関係法令を遵守します。
臨床倫理に関する基本方針
  • 個人の尊重
    判断能力のある患者さんの決定を尊重します。患者さんの意思決定能力が損なわれている場合は、家族または法定代理人との緊密な話合いに基づき方針を決定します。
  • 情報提供
    患者さんが自己決定できるように、正確な情報を提供します。
  • 守秘義務
    我々は診療の過程で収得する患者情報が漏れることによる被害から患者さんを守る義務があります。
  • 約束
    患者さんとの約束は守り、患者間との信頼関係構築に努めます。
  • 患者の最善の利益
    我々は患者さんの人権を尊重し、患者さんの利益のために積極的な行動をとります。
個人情報保護方針

当院は、個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責務と考えます。
個人情報保護に関する方針を以下のとおり定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、これまで以上に個人情報保護に努めます。

  • 個人情報の収集・利用・提供 ~ 個人情報を保護・管理する体制を確立し、適切な個人情報の収集、利用および提供に関する内部規則を定め、これを遵守します。
  • 個人情報の安全対策 ~ 個人情報への不正アクセス、個人情報の紛失、破壊、改ざんおよび漏洩などに関する万全の予防措置を講じます。万一の問題発生時には速やかな是正対策を実施します。
  • 個人情報の確認・訂正・利用停止 ~ 当該本人(患者さん)等からの内容の確認・訂正あるいは利用停止を求められた場合には、別に定める内部規則により、調査の上適切に対応します。
  • 個人情報に関する法令・規範の遵守 ~ 個人情報に関する法令およびその他の規範を遵守します。
  • 教育および継続的改善 ~ 個人情報保護体制を適切に維持するため、職員の教育・研修を徹底し、内部規則を継続的に見直し、改善します。
  • 診療情報の提供・開示 ~ 診療情報の提供・開示に関しては、別に定めます。
  • 問い合わせ窓口 ~ 医事受付 または 各部署責任者
治療概念

患者さんの個別性、また同じ患者さんにおいても刻々と変化する身体の状態に応じ最良のリハビリを提供する為には、画一的な方法論は存在し得ないという考えに基づきリハビリを実施しています。
そこで、当院では現在も広く世界中で取り入れられているボバース概念を基本とし、中枢神経系(脳や脊髄)の損傷で失われた運動機能の最良の回復を図る事を目標に職員一同、研鑽を続けています。
ボバース概念とは、中枢神経疾患の患者さんにリハビリを行う際に実践されている評価・治療方法の考え方の1つです。イギリスの医師カレル・ボバース、理学療法士のベルタ・ボバースにより考案された治療概念・手技で、中枢神経系の可塑性(変化しうる性質)を活用し機能改善を目指す治療です。

診療部門の基本方針
  • 医療技術の向上および患者満足度向上を目的に、医師の教育・研修体制の充実を図ります。
  • 医師以外の他部門間との連携強化を図ります。
  • 各医師間のコミュニケーションを充実させます。
  • 医療安全へ積極的に取り組みます。
  • 医師は患者さんとのパートナーシップの構築に努めます。
  • 医師は患者さんの求めに応じ十分な説明を行い、患者さんの同意が得られるよう努めます。
  • 医師は患者さんのセカンドオピニオンを保障します。

リハビリ研究財団の活動

一般財団法人 リハビリテーション医学研究財団では、研究論文の募集、助成金の支給などの活動を行っています。

天草病院だより

当院では20年にわたって地域の皆様向けに「リハビリテーション天草病院だより」をお届けしてまいりました。地域に根ざした病院として、これからも活動してまいります。