医療法人 敬愛会 リハビリテーション天草病院

特殊外来

ボトックス外来ついて

ボトックス外来とは

脳卒中や脊髄損傷の後遺症による手足のツッパリに対し、ボツリヌストキシンを成分とする薬を筋肉内に注射する治療法です。
筋肉を緊張させている神経の働きを抑えることにより、手足の筋肉が柔らかくなり、動かしやすくなる等の効果が期待されます。
効果は注射後2~3日から通常3~4カ月程度持続します。

効果

  • 手足の筋肉が柔らかくなり動かしやすくなる
  • リハビリテーションを行いやすくなる
  • 関節が固まるのを防ぐ
  • 痛みの軽減等

ボツリヌス療法を行った後、リハビリテーションを組み合わせて行うことで効果がより期待されます。
当院ではボトックス注射の実施だけでなく、施注直後からニューロリハビリテーションを一定期間組み合わせることで、より高い効果を引き出せるようサービス提供しております。

対象者

脳卒中や脊髄損傷の後遺症による手足のツッパリのある方。
ボツリヌス療法実施の適応に関しては、医師の専門的な診察が必要になります。

ご注意

ボトックス注射を打っただけでは動かなかった手足が動くようになるわけではありません。
あくまでも固くなった筋肉を柔らかく適切なリハビリテーションを行いやすくするものです。効果には個人差があります。

費用

ボツリヌス療法は医療保険がつかえます。ただし、注射薬そのものが非常に高価なため医療費が高額になる場合があります。使われるお薬の量でかわりますが、3割負担の場合2万円~8万円程度です。医療費助成制度を利用できる場合もありますので、詳しい費用に関してはお問い合わせください。(HP上は負担額ごとの表示金額あり)

薬剤の量 3割負担 1割負担
50単位 17,000円 6,000円
100単位 28,000円 9,500円
150単位 43,000円 14,500円
200単位 55,000円 18,500円
250単位 70,000円 23,500円

日時

毎月第2・第4月曜日 午前

担当

順天堂大学リハビリテーション 藤原俊之医師(教授)

お問い合わせ
048-974-1171(平日 8時30分~17時30分)
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